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論文

Sewage sludge ash contaminated with radiocesium; Solidification with alkaline-reacted metakaolinite (geopolymer) and Portland cement

香西 直文; 佐藤 淳也; 大杉 武史; 下山 巖; 関根 由莉奈; 坂本 文徳; 大貫 敏彦

Journal of Hazardous Materials, 416, p.125965_1 - 125965_9, 2021/08

 被引用回数:24 パーセンタイル:86.19(Engineering, Environmental)

Radiocesium-bearing SSA was solidified in geopolymer (GP) and ordinary Portland cement (OPC) and the characteristics of the solidified bodies were investigated by various aspects including mechanical strength, transformation of SSA components during solidification, and radiocesium confinement ability by leaching test. After static leaching test at $$^{60}$$C, $$^{137}$$Cs was hardly leached out from the GP-solidified bodies containing SSA at 30 wt% to ultrapure water ($$<$$ 0.1%), whereas more than 30% $$^{137}$$Cs was leached from the OPC-solidified bodies containing SSA at 30 wt%. GP is far superior to OPC for solidifying radiocesium-bearing SSA.

論文

Radioactive fallout cesium in sewage sludge ash produced after the Fukushima Daiichi nuclear accident

香西 直文; 鈴木 伸一; 青柳 登; 坂本 文徳; 大貫 敏彦

Water Research, 68, p.616 - 626, 2015/01

 被引用回数:20 パーセンタイル:62(Engineering, Environmental)

福島第一原子力発電所の事故起源の放射性セシウムを含む下水汚泥焼却灰(以下、焼却灰)を分析した。分析に用いた焼却灰5試料のうち、2試料は、指定廃棄物となる放射能濃度基準を超えていた。焼却灰は、大きく2つの鉱物群からなる。一つは、リン酸塩鉱物や金属酸化物であり、これらは塩酸に可溶である。もう一つはケイ酸塩である。塩酸に可溶な鉱物のうち、鉄を主成分とする鉱物(恐らく酸化鉄)に、大部分の放射性セシウムが含まれていた。焼却灰を微粉砕したのちに塩酸水溶液中で加熱することにより、リン酸塩鉱物と金属酸化物を効果的に溶解することができた。溶解残渣中の放射性セシウムの濃度は、指定廃棄物となる放射能濃度基準を下回った。溶解残渣は、ほぼケイ酸塩からなる。溶解残渣中の放射性セシウムは、非常に安定に固定されていることが、溶解残渣の静的浸出試験から明らかになった。

論文

汚泥処理

橋本 昭司

放射線利用における最近の進歩, p.173 - 182, 2000/06

汚泥、特に下水道汚泥は廃棄物であるが、有機質に富んでおり、肥料として有効であることが知られている。そこで、下水汚泥を放射線照射して病原菌の殺菌や寄生虫の不活を行い有効利用する試みが行われてきた。本稿では、原研における汚泥処理研究の成果及び海外での研究開発と実用化の現状を紹介するとともに今後の課題を述べる。

論文

放射線を用いた環境保全技術開発の現状と実用化へ向けての今後の展開

徳永 興公

原子力eye, 44(8), p.27 - 30, 1998/08

排煙、廃水、下水汚泥などを放射線で処理する技術の開発の歴史は長い。この技術もこれまでの基礎的研究の成果を踏えて最近ようやく実用化へ向けて一歩踏み出したと言える。特に、電子ビームを用いた排煙処理技術に関しては中国において実用規模の実証試験プラントが既に稼働を開始し、また、わが国及びポーランドでは建設がスタートしている。実用化の一歩手前まできている。また、廃水処理に関しては実際の廃水を用いたパイロット規模試験が計画されている。更に、下水汚泥処理に関してはパイロット規模プラントがインドで稼働している。以上のように放射線の環境保全分野への利用技術は実用化へ向けての検討が精力的に進められていると言える。

論文

Inactivation of pathogenic bacteria by gamma-irradiation and cultivation of antagonistic bacteria in sewage sludge

N.Sermkiathipong*; S.Pongpat*; 橋本 昭司; C.Banditsing*; 伊藤 均

Biocontrol Science, 2(2), p.55 - 60, 1997/00

下水汚泥ケーキ中の大腸菌群は1g当たり1$$times$$10$$^{5}$$~2$$times$$10$$^{5}$$個検出されたが、ガンマ線により4kGyで殺菌された。高崎市の汚泥ケーキ及びタイの病院の乾燥汚泥中にはサルモネラ菌が100g当たり13~1$$times$$10$$^{4}$$個検出され、44種の血清型に分類された。これらのサルモネラ菌の燐酸緩衝液中でのD$$_{10}$$値は0.10~0.23kGyであり、汚泥ケーキ中での完全殺菌線量は4kGyとなった。植物病原性糸状菌の拮抗細菌としてBacillus subtilis、B.polymyxaなどの細菌が土壌または市販コンポスト種菌より分離された。さらに、放射線殺菌された下水汚泥ケーキでB.subtilisを培養したところ、24時間で菌数が最大に達し、23時間で炭酸ガス発生量が最高になった。

報告書

電子線を用いた下水処理技術

電子線下水処理技術検討委員会

JAERI-Research 95-006, 65 Pages, 1995/02

JAERI-Research-95-006.pdf:2.58MB

日本原子力研究所で開発を進めてきた下水処理関連分野への電子線の利用技術に関する評価を行うため、理事長の諮問機関として電子線下水処理技術検討委員会が設置された。本報告書は、同委員会における下水汚泥の電子線殺菌とコンポスト化、下水放流水の殺菌、使用済み活性炭の再生、微量有機汚染物質の分解及び汚泥脱離液の処理に関する研究成果とその技術的及び経済的評価の審議結果をまとめたものである。

論文

下水汚泥の放射線殺菌と有効利用

橋本 昭司

原子力工業, 41(7), p.47 - 52, 1995/00

下水道の普及につれて、下水処理場から大量に発生する汚泥の処理・処分が問題となっている。原研では、病原性微生物による環境汚染の防止と資源の有効利用の観点から放射線による下水汚泥の殺菌とコンポスト化による肥料としての有効利用技術の開発を行ってきた。本稿では下水汚泥の殺菌に必要な線量、殺菌汚泥の最適コンポスト化条件、殺菌汚泥のコンポスト化パイロット試験と、これに基づく経済性検討結果を紹介する。

報告書

A Microbiological study on irradiated sludge composting

S.Pongpat*; 橋本 昭司

JAERI-M 93-042, 16 Pages, 1993/03

JAERI-M-93-042.pdf:0.67MB

下水汚泥コンポスト中の微生物に対する発酵温度の影響並びに植物病原菌フザリウム・オキシスポラムに対する抑制効果について検討した。脱水汚泥の照射は、コバルト60ガンマ線源により行い、6種の種コンポストを用いて発酵を行った。照射汚泥に植え付けた微生物は、30から40$$^{circ}$$C付近の発酵温度において高速で増殖した。用いた種菌の一つとその種菌を用いて得られたコンポストはフザリウムに対して顕著な抑制効果を示した。また、低温発酵により得られたコンポストの方が、より高い抑制効果を示した。

論文

下水汚泥処理への放射線利用

橋本 昭司; Mosharraf*

下水道研究会報告書,No.15, 0, p.24 - 26, 1993/00

放射線照射により衛生化した下水汚泥を、直接、緑農地に施用する方法も、地域によっては可能と考えられ、処理コストも安い。そこで、土壌中における放射線殺菌汚泥の分解挙動について検討を行った。発生する炭酸ガス濃度の変化から、汚泥中の易分解成分は約100時間で微生物分解され、土壌・汚泥混合物中の総菌数も増加した。

論文

下水汚泥処理への放射線利用

橋本 昭司

下水道研究会報告書,No.14, 0, p.27 - 29, 1992/00

下水処理場において、下水汚泥の殺菌、下水流流水の殺菌、汚泥脱離液の処理、汚泥の濃縮ならびに汚泥の脱水促進に電子加速器を用いる場合、小さい出力の電子加速器を複数台用いて個々の処理を行うよりも、大出力の電子加速器1台を共通に用いることにより経済性の向上が期待される。本報告では、1台の電子加速器を各処理工程に共通に用いる際のシステム化と、そのときの経済的効果の概略を紹介する。

論文

Electron beam disinfection of sewage sludge

橋本 昭司

Proceedings of the International Conference on Evolution in Beam Applications, 0, p.466 - 469, 1992/00

下水汚泥の電子線殺菌に関する小規模実験の結果ならびにコンポスト化パイロット試験用原料汚泥の照射試験結果を紹介する。試験に用いた下水汚泥中には1.5$$times$$10$$^{8}$$~1.6$$times$$10$$^{9}$$個/gの微生物が含まれており、その中の2.2$$times$$10$$^{7}$$~1.5$$times$$10$$^{8}$$個/gは大腸菌群である。5kGyの照射で総菌数は5桁下がり、2kGyの照射で大腸菌群は検出限界以下となった。また、殺菌効果に対する線量率ならびにエネルギーの依存性は観察されなかった。さらに、薄層化装置を用いた連続照射により、汚泥の大量殺菌が可能であることを示した。

論文

放射線照射による水の消毒

渡辺 宏

バイオ電磁工学とその応用, 0, p.648 - 655, 1991/00

環境問題の中で大気汚染と同時に水の汚染も深刻である。放射線は水の消毒と浄化に有効な手段であり、これまで上水、下水汚泥、下水放流水などを対象として研究が行われてきている。ここでは下水汚泥、下水放流水を中心として放射線による殺菌処理に関するこれまでの研究成果を紹介した。

論文

下水汚泥の電子線殺菌・コンポスト化パイロット試験

橋本 昭司; 岩部 秀樹*; 海老原 武久*

放射線プロセスシンポジウム講演要旨集, 0, p.51 - 54, 1991/00

原研において行った下水汚泥の電子線殺菌-コンポスト化パイロット試験の概要を紹介する。下水汚泥の殺菌には高崎研究所一号加速器を用い、約500kgの照射を行った。照射した汚泥は高崎市内の下水処理場に設置した発酵槽でコンポスト化した。発酵温度の制御、造粒、攪拌などを行うことにより、処理規模が大きい場合でも、発酵期間が従来法よりも著しく短縮できることを明らかにした。また、得られた電子線照射汚泥コンポストの植物への施用試験を行い、水稲、野菜等の増収に有効であることを明らかした。

報告書

A Microbiological study on sewage sludge treatment

N.Sermkiattipong*; 伊藤 均; 橋本 昭司

JAERI-M 90-145, 26 Pages, 1990/09

JAERI-M-90-145.pdf:0.69MB

下水汚泥ケーキ中に分布する各種のサルモネラの分離と同定、並びに分離された株の放射線感受性に関する研究を行なった。さらに、汚泥の熱あるいは放射線殺菌と、それらの処理のコンポスト化に与える影響についても研究を行なった。5グループのO-抗原と7種の血清タイプのサルモネラが汚泥ケーキから分類された。これらのサルモネラの燐酸緩衝液中におけるD$$_{10}$$値は0.16から0.22kGyの範囲であり、汚泥中ではこの3倍程度高い値となった。ガンマ線あるいは電子線による20kGyの照射で総菌数は5~7桁減少し、大腸菌群を検出限界以下にするには5kGyの照射で十分であった。放射線殺菌した汚泥のコンポスト化において、炭酸ガス発生曲線は2つのピークを示したが、熱殺菌の場合では1つのピークが観察されたのみであった。

論文

下水汚泥コンポスト化処理への放射線利用

橋本 昭司

平成元年度群馬県下水道研究会報告書, No.12, p.43 - 44, 1990/00

昭和62年9月から平成元年3月末まで高崎市阿久津下水処理場において行ってきた照射汚泥コンポスト化パイロット試験の概要を紹介した。

論文

Pilot plant test of electron-beam disinfected sludge composting

橋本 昭司; 西村 浩一; 岩部 秀樹*; 品部 和宏*

Water Science and Technology, 23, p.1991 - 1999, 1990/00

本発表は昭和62年より1年半にわたって行ってきた電子線殺菌汚泥のコンポスト化パイロット試験の結果を要約したものである。また、パイロット試験結果に基づいて行ったプラント建設費、汚泥処理コストの試算結果についても述べる。

論文

下水汚泥のコンポスト化処理への放射線利用

橋本 昭司; 西村 浩一

群馬県下水道研究会報告書,昭和62年度, p.50 - 52, 1988/00

照射汚泥のコンポスト化におけるスケールアップ因子解明のため高崎市阿久津処理場に建設した下水汚泥コンポスト化パイロットプラントの概要とこれを用いての研究計画の概要を述べた。

論文

下水汚泥の電子線殺菌とコンポスト化

町 末男; 橋本 昭司

汚泥研究年報, p.60 - 66, 1988/00

電子線照射時における下水汚泥中の殺菌数ならびに大腸菌群の変化、照射汚泥の最適コンポスト化条件、連続殺菌ならびに連続コンポスト化技術など、これまでに原研で得られている研究成果ならびに今後の課題を要約したものである。

論文

下水汚泥のコンポスト化処理への放射線利用

橋本 昭司; 西村 浩一

群馬県下水道研究会報告書,昭和61年度,NO.9, p.46 - 48, 1987/09

電子線殺菌-コンポスト化プラントの概念設計、建設費ならびに処理試算結果など、原研での汚泥の放射線処理技術の開発研究における61年度の主な成果を要約して述べた。

論文

下水汚泥の電子線殺菌とコンポスト化技術の開発

橋本 昭司; 町 末男

水道公論, 23(9), p.73 - 75, 1987/00

下水汚泥の電子線殺菌とコンポスト化法の概要と特徴、コンポストの肥料効果、実用プラントの概念設計と経済性の予備的評価など、これまで原研で行ってきた汚泥処理に関する研究成果の概要を紹介すると共に今後の課題と計画に述べた。

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